図鑑

子供は色々なことに興味を持ちます。何かに疑問を持ち、周囲の大人に「なぜ？」「どうして？」と質問し始めたら、図鑑の出番です。
このような興味を持つ心は、やがて学習に対する意欲へと移行します。
「なぜ？」には答えを与えるのではなく、本人が答えを見つけることができるように、そっと手を差し伸べてあげることが大切です。
調べる楽しさが分かれば、さらに強い好奇心が芽生えます。

図鑑には様々な情報が載っていますので、幅広い知識を身につけることができます。そのため、知識の吸収という点が注目されがちですが、他にも重要な役割があります。それは、興味の幅を広げることです。

一つのことに興味を持ってページをめくれば、他にも興味のあることが出てきて、どんどん「知りたい」という意欲が沸いてきます。「なぜ？」「どうして？」は、子供の大事な種なのです。